勝俣さん(仮名)は大手不動産グループの子会社で研修として、東京の駅前で名刺配りをさせられて、イヤになり1ヶ月で退職したことはネット上で話題をよんでいます。
研修中の同期が15人中5人やめたとか?会社としての問題があるように思いますね。
幸い今はどこでも人手不足ですから再就職は可能でしょうから、ある程度納得のできる会社に恵まれることを願います。
研修の課題は駅での名刺配り
新入社員に都会の駅前で営業の基本とし、通りすがりの人に「新人研修で名刺交換してください」と言わせている大手不動産グループの子会社。
令和の時代にあり得ないことをさせている会社がいまだに存在することに虚しい気持ちになります。憶測ですが過去から新入社員の訓練の一環として繰り返してきたと思いますが、若い世代に限らず中高年になってもこのような名刺配りは改めた方が良いと思います。
結果として、新入社員も退職し会社側も採用にかかる費用などもあったわけで、お互いに得なことはありませんでした。残念な結果です。理由があってしたとと想像できますが、今の時代では無理です。
時代錯誤の研修
今の時代は昭和の慣習のような営業スタイルではZ世代に限らず中高年でもイヤですよね。
ネットを駆使した手法(AI)での営業方法を構築することが急務ですよね。
全く知らない人に駅前で「名刺ください」と言われても僕は交換しません。新人研修ですからと言われても、僕には関係ないことで交換する理由になりませんよね。これをやらせる会社側の感覚が理解できませんね。
余談になりますが僕も40年以上前に新入社員訓練でグループ数人と地域限定されて飛び込み営業させられたことがあり、その時はそれが当たり前と思っていたので、抵抗はありましたが、昭和50年代である意味、時代的には異様に感じませんでした(*^O^*)
駅員に呼ばれて注意された?
会社の規定で問題ないのかな?
時代が変わった?
今の時代はコロナの影響もあり働く人の仕事に対しての考え方が大きく変わって、例えばリモートで仕事をすると会社に行くことが煩わしくなるのです。
なぜなら一人でいた方が楽ですし、会社に行けば周りに気遣うことになるためです。もちろん全員とまでいかなくても一定数はいますよ。
これが現実であるので、営業の基本のきを教える方法も時代に合わせた方法で教えるべきですね。
人手不足を理解していない
今の時代は「イヤなことはやらない」という風潮であり、昔のように「我慢忍耐」することはあり得ないのです。年齢関係ありませんよね。
入社して10年、20年の経歴でもイヤなことはイヤなので、立場上、口に出せないだけで、仕方なくしているのが本音ですよ。自身の生活もありますから(中高年になるとステップアップの転職は厳しいので)
昭和の時代は雇ってやるでしたが、今は従業員ファーストの時代ですから、会社側も新しい工夫をしないと若手の定着は難しく、新たな行き先のない中高年のぶらり族だけになります。
まとめ
勝俣さん(仮名)のような若い世代に限りませんが、どこの会社で仕事をしても自分の思い通りになることは、少ないことも現実です。
ただ今回の名刺配りをして、営業の基本になるかは疑問です。違う方法で教えていかないと、来年また同じようなことを繰り返します。双方にメリットがありませんので!
引用元:Yahoo!ニュース/AERAdot
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